町は、サンプルゲームのものをそのまま使おうと思っていた。
人物が多すぎると情報収集が大変になるし、
生活しているリアリティを出すためにセリフを用意する必要は
このゲームには必要ないからだ。
ダンジョン探索系のRPGで見られるような、
拠点はひとつだがダンジョンの探索進度によって
ショップの品揃えが変わったりセリフが変わったりという形も考えたが、
いちいちフラグで管理するよりもマップを用意したほうが
簡単そうだったので、新しいマップを作った。
中間の町は、当初は役割の町という名前だった。
文字どおり、人形の役割を変えることができる施設があるからだが、
うらの町との整合性をとるために中間の町という名前になった。
始まりの町との行き来を簡単にしたのは、その方が効率的だからだ。
行き来をする必要はけっこう出てくる。
マップ移動あるいはシンボルを調べる以外の方法で行き来をさせようとすると
ルーラが欲しいところだが、まだスマホの実装が決まっていなかったので
簡単に行き来できるようにした。
像を壊していればダンジョンを通り抜けるのもそれほど時間はかからないが、
中間の町から始まりの町に移動するのに30秒かかるとすると、
往復で1分かかることになる。
こういう単純な移動は無駄と言える。
この移動はゲームではなく、ただの無駄な時間だ。
こういう無駄な時間の積み重ねはストレスを生む。
余計なストレスを生まないために行き来は簡単にしたのである。
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